専攻の特性について

修士課程への進学

  • 自然環境学専攻は「自然環境学のリテラシー(一般教養)を持つ人材の育成」をミッションに掲げており,一般の大学院に比べて講義や実習が多くなっています。「大学院生にもなって授業かよ!」と思う方もいるでしょうが,環境学全般を効率よく学べる,就職活動に配慮した教育スケジュールが組まれている,教員免許を取得できる仕組みもあるなど,修士卒業後に就職を目指す方には充実したカリキュラムだと思います。
  • 研究者を目指す方向の方からは,「必修科目やゼミが多すぎて研究する時間が足りない!」という嘆きも聞かれます。なにしろ修士課程の春夏は,月~木で講義・演習漬けなので(金土日は基本的に何もない)。しかし,講義はどれも将来の研究にきっと役立つ内容なので,長期スケールで人生設計を考えられる方には,お勧めできると思います。実際,忙しかろうがM1からビシバシ投稿してる方もいますので,結局は本人次第かもしれません。
  • 自然環境学専攻には,異分野の研究者と相談しやすいという特長があります。学際的なテーマをやりたい方には,この点は大きなメリットといえるでしょう。その反面,類似分野の研究者密度はあまり高くありません(分野にもよる)。この点は,周囲のテンションに流されやすい方にはやや不満かもしれません。反面,目先のライバルに惑わされたくない人には,むしろ良い環境ともいえます。

博士課程への進学

  • 必修科目はほとんどなく,授業や実習で拘束される心配はほぼありません(もちろん希望すれば各種の授業を履修できます)。ただ,博士課程一年次の学期期間中は週一回のゼミ出席が課せられ,フィールドへ「行きっぱなし」にはなれません。まあそれも考えようで,どうせ博士一年はデスクワーク忙しいので(研究計画とか予備実験とか,修論投稿するとか,研究室のゼミとか),有効に時間を使えばよいともいえます。二年次以降は,研究室の活動以外はほぼフリーです。

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